中絶(人工妊娠中絶)とは?女性のための総合情報サイト

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自分の体に責任を持っていきていたつもりでも予想外の出来事は起こりうるもの。避妊に失敗してしまったり油断してしまっての妊娠も多いようです。すべてのカップル・夫婦が育てられる環境にあるわけでもないので残念ながら人工妊娠中絶を選択せざるを得ない場合も。さまざまな事情があっての堕胎なのでパートナーとよく話し合って納得しながら早急に進めていくことが大切なのです。

 

人工妊娠中絶とは、母体保護法という法律により認められた処置。母体の健康上や経済上に理由があったり、レイプ(強姦)などでの妊娠であれば中絶手術が可能というわけです。この方法は生理最終開始日から数える妊娠週数がとても重要ポイント。種類として、11週6日までに行う初期と12週から21週6日までに行う中期に分けられます。

 

前者の場合、まだ着床して間もないこともあり簡易な手術内容なのでほとんどが日帰りで問題ありません。痛みが心配な方には無痛中絶もあります。どの方法をとるのかは病院によって異なりますが、掻把法(スプーン状の器具でかき出す)と吸引法(吸いとる)の2種類。両用するパターンもありますが、もし気になるようなら一度病院に確認しておいたほうがいいかもしれませんね。

 

後者ともなると胎児が人のかたちになるまで形成されており母体にも負担がかかるので入院3〜4日をみておいたほうがいいでしょう。ゆっくりと子宮頸管の拡張処置をしながら準備をすすめ薬による人工的な陣痛を起こしての手術となります。出産と同じ手順ですから金額面でも相当必要になると思っておいてください。

 

また、胎児の火葬・役所での死産証明書提出も覚えておかなければならない手続きがあるのは中期のみ。色んな事を踏まえて考えてみても日が経過していくにつれてリスクが大きくなるのは必至。両親や彼氏に打ち明けにくいものですが、現実を受け止めて人工妊娠中絶の意向を示さなければなりません。

 

自身の行動に後悔してトラウマになるかもしれませんが、この反省の気持ちを忘れずきちんとした避妊方法を守るようにしましょう。